昨年からの森林火災、未だ予断を許さないとはいえ、ようやく少しずつ出口も見えてきたようです。ブログ管理者が最初にオーストラリアに訪れた2002年にも、近所で山火事があったことを思い出しますが、今回はその比ではないスケールで被害の状況も深刻です。日豪とつながりの深いクイーンズランドのブリスベンエリア、チェラバリゾートやローンパインコアラ保護区などは無事なようです。昨年訪れたブルーマウンテン国立公園では滞在したカトゥーンバを少し東に行った方に大きな被害が出ているようです。遠縁の親戚も牧場を失ったと今朝聞きました。何もできず無力さを感じますが、募金だけでもしようと思っています。直接募金を送る方法があるようですので、うまくまとめておられる方のウェブのリンクを貼っておきます。(リンクはウェブサイトのブログページでのみ有効です。バナーをクリックしてブログに飛んでください。)被害が少しでも食い止められるよう願っています。 オーストラリア森林火災 募金方法のまとめ
興味深いニュースが飛び込んできました。共同通信の昨日の記事ですが、「豪の主要紙、一面が黒塗り記事」 となっています。The Australian紙や、The Sydney Morning...
楽しかった今回の来日ですが、実はこれまでの来日で常に団長を務めてこられたジャニス先生がご退職され、この度はいらっしゃいませんでした。ブログ管理者の家にも二回滞在されたことがあり、子どもたちも可愛がっていただいたので、今回は会えなくて寂しく思いました。長年に渡りこの日豪の交流に大きな貢献をしてくださったジャニス先生。本当にありがとうございました。アイアンサイドでもご退職のお祝い会を催すと聞いています。あちらのフェイスブックで様子が上がりましたら、ぜひこちらのブログでもご紹介したいと思います。
ドアを開け放して車を止めてその場を離れたら、コアラが中で涼んでいたそうです。オーストラリアならではのエピソードです。リンクで楽しい動画をご覧ください。
Ladies in Black オーストラリア映画、”Ladies in Black” を紹介します。昨年秋にオーストラリア国内で公開され好評を博したようです。 舞台は1959年、シドニー。第二次世界大戦の後、大陸ヨーロッパからオーストラリアに移り住んできた人々がいました。...
言わずとしれたオーストラリアのソウルフード?ベジマイト。オーストラリアの納豆、と紹介されることもあり「外国人にとってのゲテモノ」的な扱いを受けていますが、ベジマイトトーストは美味しいものだよ、と熱弁するヒュージャックマンの動画がありました。ぜひ「正しいベジマイトトーストの作り方」をこの動画をみてマスターしてみてください。バターを塗ったトーストにごく薄くベジマイトを塗っていただくのが基本。間違ってもこってり分厚く塗ってはいけません。オーストラリア訛りのままアメリカのテレビ番組で熱くベジマイト愛を語るおちゃめなヒュー・ジャックマンも併せてお楽しみください。 最近の私のお気に入りは、ベジマイトアボカドトーストです。ベジマイトトーストにアボカドスライス、またはマッシュしたアボカドを載せるだけなのですが、塩味と相まってとても美味しいです。 他にもベジマイトを使ったレシピが色々と紹介されているので、リンクをつけておきます。プロセスチーズを細く切ってシマシマにベジマイトトーストの上に並べる「タイガートースト」はうちでも子どもが小さい時によくやっていました。チーズとも合って美味しいです。 写真はオーストラリアで買ってきたベジマイトチーズ味のクラッカー。今週26日の日豪の総会でおやつとしてお出ししますので、来られる方はお楽しみに。
雄大な景色、自然の造形美など物凄いスケール感で味わうことができた今回のブルーマウンテンの旅。自然を静かに楽しむことができ大満足でした。...
ブルーマウンテン観光の2日目はバスツアーで世界最古の鍾乳洞、ジェノラン洞窟に向かいます。シドニーのホテルからも日本語ツアーなどが出ているようですが、私たちはカトゥーンバ出発のツアーに参加しました。10時半に出発し、バスで2時間ほど揺られていく車窓にはユーカリの原生林と開墾した牧草地の織りなすオーストラリア独特の風景が流れていきます。草を食む牛や馬、そして野生のカンガルーも一匹だけ見ることができました。昼頃に到着し、ランチをしてからいよいよ洞窟ツアーの開始です。いくつかのコースから選べるのですが、私たちは子どもでも楽しめる1時間半コースのオリエントケイブをチョイス。風が入ることで鍾乳洞が傷むらしく、2枚の分厚いドアで仕切られた入り口を通り洞窟に入ると、温度が一気に下がってひんやりしています。暗いのが苦手な次男が泣き出して、洞窟にこだまする彼の大音量の泣き声に一時はツアー断念かと危ぶみましたが、その後なんとか持ち直し無事最後まで見ることができました。専属のガイドさんはお話が本当に上手で、素晴らしい話術に豊富な専門知識を散りばめて飽きないように解説してくださいます。鍾乳石にも色々な形状があり、薄く層状になったものをショール(肩掛け)というそうです。ガイドさんが、「あれベーコンみたいやろ」というので、それ以降ショールは豚ばら肉にしか見えなくなってしまいました。(1枚目の鍾乳石の写真、真ん中のところ)3億5千年の歴史があるといわれるジェノランケイブ。とにかく圧倒的な規模で、今まで見たどの鍾乳洞よりも見事でした。地球の悠久の時の流れと不思議な自然の造形美に見とれるうちにツアーは終了。バスは午後4時過ぎにジェノランケイブを出て、6時前にカトゥーンバに戻るという1日仕事でした。カトゥーンバ出発のツアーはバス代と洞窟ツアーチケット混みで100ドルほど。シドニー発の日本語ツアーは160ドル程度のようです。英語ツアーよりは少し値が張りますが、機会があればぜひ見にいっていただきたいオススメの観光地です。
電車を乗り継ぎ到着したのは、ブルーマウンテン観光の玄関口、カトゥーンバ駅です。こぢんまりした田舎町の風情ですが、駅前には雰囲気のいいカフェやレストランもたくさんあります。町にはまだクリスマス飾りがいたるとこにあり、観光客も多くいましたが、のんびりしたムードの町です。駅前のカフェで夕飯を早めにとった後、散歩がてらエコーポイントに出かけました。有名なスリーシスターズの景観が見える展望スポットです。道すがら見える地元の家やB&Bは素朴でかわいい木造平屋や煉瓦造り。(なぜかアヴォンリーという名のホテルが!)お庭も素敵で、眺めて歩けば20分強の道のりも苦になりませんでした。意外にあっけなく到着したエコーポイントでしたが、目の前に広がる雄大な景色は言葉にできない迫力と荘厳さで、普段インドア派の私も胸がジーンとしました。散歩しているとユーカリの香りもして気分爽快です。徒歩でこんなすごい景色が見れるなんてと、不思議な気分になりました。またとてもいいなぁと思ったのは、オーストラリア有数の観光地にもかかわらず、売店やお土産屋さん、のぼりや看板は皆無であったこと。気が散らずにその景観の素晴らしさや雰囲気を静かに味わうことができました。次回は足を伸ばして世界最古の鍾乳洞、ジェノランケイブ見学の様子を報告します。
世界遺産のブルーマウンテン国立公園に来ています。シドニーからは電車で2時間の場所にあるカトゥーンバ(Katoomba)という町で二泊三日の滞在。何回かに分けて旅行記の形式でオーストラリアの魅力をご紹介します。今回は電車の旅編。...