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世界遺産 ブルーマウンテンへの旅

世界遺産のブルーマウンテン国立公園に来ています。シドニーからは電車で2時間の場所にあるカトゥーンバ(Katoomba)という町で二泊三日の滞在。何回かに分けて旅行記の形式でオーストラリアの魅力をご紹介します。今回は電車の旅編。

出発地点はシドニーから北へ2時間ほどのニューキャッスルの町、モリセット(Morisset)。シドニーのセントラル駅まで2時間、乗り換えてカトゥーンバまでまた2時間の4時間という長旅です。売店ではペットボトルの水が300円〜400円と物価が高く、車内販売もないので、おにぎりやリンゴ、スナックや麦茶など食料をたっぷり詰め込んで乗り込みます。我慢できない子ども連れの旅行だし、足りなかったらコンビニでともいかないので準備は真剣。こういうのもいいなと新鮮でした。

電車賃は4時間乗っても大人で1000円ほどと割安です。ICOCAカードのようなOPALカードというのがあり事前に用意してチャージしておけば、乗り換えも簡単です。公営バスでも使えますし、クレジットカードでオンラインチャージ出来たり、乗り換え案内アプリがあるので大変便利です。

駅で面白い看板を見かけました。Quiet Carriage 静かな車両、ということで、携帯はマナーモード、音楽はヘッドホンの音量を下げて、おしゃべりは別の車両で、と注意書きがあります。オーストラリア人はおしゃべり好きな人が多い印象ですので、はははと笑ってしまいました。実際、今回の車両でも、たまたま隣り合わせたおばさんと若い男性が、1時間くらいずっと身の上話のおしゃべりに花を咲かせていたので、そういう車両も必要なのかもなと納得した次第です。電車はセントラル駅に着き、次はカトゥーンバへ向かう電車に乗り継ぎ。次回はカトゥーンバ編をお届けします。